金剛法菩薩は、五智如来の南尊、宝生如来が、人々を救済するために、 菩薩(慈悲の姿)に化身したものとされています。 菩薩は、上半身裸で、女性的な容姿で表現され、大日如来と同じく、 蓮華座に結跏趺坐し、瓔珞(ようらく)、臂釧(ひせん)、 腕釧(わんせん)を身につけ、頭部には冠をかぶっています。 右手は掌を広げ、中指を少し内に伸ばした状態で膝の上に置き、左手は人差指と中指で輪を作り、胸前で掌を上に向けていますが、この掌の上には宝珠がのせられていました。 平安時代、承和6年(839年)に完成。 (via 東寺の金剛宝菩薩座像 - まほろば自然博物館(特別室))
梵天は梵語名ブラフマンの音訳とされ、インドの古代神話での 宇宙創造の神、バラモン教では梵卵を二つに割り天と地を創造したとされ、 鎮国利生・佛法守護を行うものとして、四天王・帝釈天とともに 如来・菩薩・明王を守護している。仏教では悟りを開いた釈迦に対し、 人々に説法するように促したのが梵天だと言われている。 四面(しめん:顔が4つ)・四臂(しひ:腕が4本)で、 正面の顔のみ額に第三の目を持っており、 4羽の鵞鳥(がちょう)が支える蓮花の上に坐しています。 右手は正面に掌を広げ右前に伸ばし、左手は右後ろの腕は 奈良時代の梵天像は唐服姿で一面二臂の立像として描かれていましたが、 講堂の梵天坐像は、条帛(じょうはく)・くん・腰布をまとっており、 伝統にとらわれない大胆な創造力が発揮された像となっている。 平安時代、承和6年(839年)に完成。 正面顔面部は当初のものであるが、側面顔及び頭頂部は後補されたものである。 (via 東寺の梵天座像 - まほろば自然博物館(特別室))
学術的利用として東寺国宝展図録(世田谷美術館)より図像を引用し輪郭線による画像に処理した。 (via 花のかたち 東寺梵天像)
東寺の講堂には普通は絵画として表現される「曼荼羅」を、「立体表現」した世界が広がっている。 空海(弘法大師)の指導のもと、二十一体の仏像を配置。 その内訳は、五仏(五智如来)と五菩薩・五明王・四天王に帝釈天と梵天を加えたもの。 空海没後4年を経た承和六年(839)6月15日に完成、開眼された。 (via 東寺 立体曼荼羅 百寺巡礼 kazu_san)