本尊である十一面観音像は、錫杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼びます。 (via 浄土宗鎌倉海光山慈照院_長谷寺)
平安時代・9世紀/像高194.0cm/滋賀・向源寺蔵(渡岸寺観音堂所在)
瞑想するかのような慈悲深い表情、ふくよかな胸や腹の肉付け、腰を捻って立つすらりとした肢体などその類いまれな美しさから、日本に現存する十一面観音像の白眉ともいえる像である。
顔の脇、頭上や後頭部に十の面を大きく表し、その姿は非現実的であるが、それをまったく違和感なく、美しい調和の中にまとめあげている。柔軟な肉体やそれを覆う衣の薄く柔らかな質感表現も見事である。
頭部と体部から台座の蓮肉(れんにく)、さらに両腕から本体を離れて台座に垂れる天衣も含めて針葉樹の一材から彫出しているが、全く破綻がなく、木彫に習熟した仏師の高度な技術がうかがえる。
「仏教界のキューピッド」といわれる「菩薩(ぼさつ)像」の両腕の部分が復元され、世界遺産の平等院(京都府宇治市)で2日から公開された。長らく右腕が欠け、左腕は何も握っていない姿だったが、平等院は、平安時代のオリジナルは両腕で弓矢を射る格好だったと判断した。 (via asahi.com(朝日新聞社):腕と弓欠けたキューピッド菩薩像、復元すると… 平等院 - 文化)
Water-Moon Kannon (by blu3_sky777)
水月観音
At the Nelson-Atkins Museum of Art in Kansas City, MO
(via thedoppelganger)